つらい腰痛を根本から改善するには
最終更新日 : 2024/03/01 | 投稿日 : 2024/01/09
日本人のお悩みでもっとも多いのが、腰痛といわれています。
令和4年における「国民生活基礎調査」によると、日本人が抱えている自覚症状のトップは男女共に「腰痛」という結果があるほどです。
それだけ多くの方が悩んでいるにも関わらず、腰痛の8割は原因が特定できていません。
腰痛の改善を図るには、腰痛を引き起こしている本当の原因を見つけ出す必要があります。
本コラムでは、腰痛の根本的な原因を解説し、腰痛改善を目指す方法についてお話します。
「病院や接骨院へ行っても腰痛から解放されずどうすることもできない…」
「これ以上、腰の痛みと付き合い続けることに疲れてしまった」
そのような方にお読みいただけたら幸いです。
Contents
こんなつらい腰痛でお悩みではありませんか?
- レントゲンやMRI検査をしても異常がないと診断されたのに痛い
- 湿布を貼っても痛みが続く
- 接骨院で電気を当ててもらっても一向に改善しない
- 腰の痛みで夜中に目が覚める
- このまま痛み止めの薬を飲み続けていいのか不安
- 職場や家族に相談しても腰痛のつらさを理解してもらえない
- 何をしていても腰の痛みが気になって気分まで落ち込んでいる
腰痛の痛みをうったえる人は、年々増えています。
腰回りだけでなく、臀部(でんぶ)や脚の痺れまで感じるケースもあるでしょう。
※臀部:背中の下部の膨らんだ部分。一般的にはお尻を指します。
痛みの程度は人それぞれですが、言葉では説明できないほど鋭い痛みが続いているという方は珍しくありません。少し姿勢を変えただけでも、突き刺すような激痛におそわれる場合もあるでしょう。
腰の痛みは本当につらいもので、気分まで落ち込んでしまうほど日常生活に支障をきたすこともあります。
とはいえ、
「病院での診断は特に異常なし」
「接骨院で電気を当ててもらってもすぐに痛みが戻ってしまう」
このまま痛みと付き合い続けなければならないのか?と思うと不安になりますよね。
こうした状況から抜け出すには、まず痛みを引き起こしている本当の原因を見つけださなくてはなりません。
どういうことなのか、詳しく解説しますね。
腰痛を引き起こす根本的な原因
腰痛を引き起こす原因は、大きく以下のように分けられます。
- 腰や背骨を支える筋肉や膜組織のよじれやねじれが起きている。
- 筋膜が過度に緊張している
- 内臓の異常や感染症、脱臼、腫瘍
病院で検査をしても異常がないと診断された場合、ほとんどの原因は「筋肉や筋膜が過度に緊張している」ことが考えられます。
腰痛を引き起こす原因は、腰だけではありません。痛みの箇所だけでなく、膜組織に目を向ける必要があります。
どこへ行っても腰痛が改善されないのはなぜ?
腰痛を引き起こす根本的な原因を取り除けば、痛みから解放される可能性があると考えられます。
しかし「どこへ行っても腰痛がなかなか改善されないのは、なぜ?」と疑問に思ってしまいますよね。
結論からいうと、一般的な腰痛の治療は腰だけに注目することが多く、筋肉や筋膜へのアプローチは行われません。つまり、腰痛を引き起こす根本的な原因を見逃している可能性があるということです。
対症療法では腰痛は改善されない
一般的な腰痛への治療は、腰への痛みに対する対症療法が用いられるでしょう。
対症療法とは、表面化している症状を緩和させ、苦痛を和らげるための治療法のことです。たとえば、のどの痛みや発熱に対して薬を用いて症状を緩和させるというイメージです。
けれども、感覚を制御するだけでは原因となっているウイルスを死滅できるわけではありません。
腰痛がいつまでたっても改善されない状況に関しても、同じことがいえます。
腰痛は身体が悲鳴をあげている結果に過ぎない
病院で腰痛を検査するとき、レントゲンやMRIが行われることが一般的でしょう。
骨や神経の状態を画像をみて判断し、現状の説明が行われます。特に異常が見つからなければ、湿布や痛み止めの薬が処方されます。
もし「骨の変形」や「軟骨のすり減り」、「椎間板の弾力低下」といった何らかの異常が見つかることもありますが、それは単なる「結果」に過ぎず本当の原因ではありません。
痛みを引き起こす原因を探るには、全身でつながっている膜組織のねじれやよじれを見るという方法が一つの手でしょう。
しかし、レントゲンやMRI検査では、膜組織の緊張まで見つけられないと考えられます。
そのため、検査では異常がないと診断されたのに腰痛が続いてしまうという状況につながってしまいます。
腰痛を根本から改善するK2オステオパシーの技術
腰痛を根本から改善するには、腰だけでなく全身の膜組織を観察する必要があります。
当院では、全身の状態を観察し原因を特定するために「オステオパシー」という技術を用いて腰痛やその他不調の改善を目指します。
ここで、オステオパシーとは何かご説明しますね。
オステオパシーとは?
オステオパシーとは、自然治癒力を最大限に活かして身体にもともと備わっている機能を取り戻す医学療法です。
私たちの身体は、頭からつま先まで膜組織で覆われ、全身でつながっています。
たとえば、筋肉であれば筋膜、骨であれば骨膜、内臓なら間膜です。血管や神経も、膜で包まれています。
また、歯の根っこと歯を支えている骨の間にある部分も、歯根膜という膜で覆われています。
これらの「膜」はお互いに影響を及ぼしあっています。
膜組織のどこかでねじれや過度の緊張といった不調箇所があると、それが症状として現れる可能性があります。腰痛の原因のひとつとして、膜組織の不調による結果と考えられるでしょう。
オステオパシーの治療では、こうした膜組織を通じて身体の内部を深く観察することから始めます。
不調な箇所を突き止め、そこに対して適切な処置を施し改善へと導きます。
オステオパシーは「結果(症状)」に注目するのではなく、症状が出るまでに至った「原因」に対してアプローチを図る治療法なのです。
他では治らなかった腰痛がK2オステオパシーで改善を目指せる3つの理由
他のすべての治療院がそうではありませんが、一般的な治療では、腰痛であれば腰に焦点を当てるところが多いでしょう。しかし、痛みの箇所だけに注目していたのでは、本当の原因を見逃しかねません。
「他院でどうすることもできなかった腰痛が、K2オステオパシーでは改善できた」という声を多数いただいております。
腰だけでなく全身を見て原因を探る
腰痛は結果であり、原因ではありません。
身体のどこかの膜が捻れて緊張すると、それが伝わって身体の離れたところにストレスがかかります。やがてそれが痛みとして現れ、機能低下や自然治癒力の低下につながります。
歪みやねじれは、基本的に自然に戻りにくいといわれています。
当院の施術では、意識的に膜の制限へアプローチするため、検査をしても異常がなかった痛みや不調の改善を目指せるようになります。
オステオパシーの特徴については、こちらの記事で詳しく解説しています。あわせてご覧くださいね。
過去に身体に起きたことを詳しくヒアリングする
初回ご来院時に、過去に身体に起きたことを詳しくヒアリングさせていただきます。
たとえば、手術歴や事故の経験があるかどうか、生活環境に関してもお伺いします。
「あのときのケガが腰痛の原因になっているの?」と驚かれる方もいらっしゃるでしょう。
お身体の状態や歴史はみなさんそれぞれ異なります。気になることがあれば、ぜひお話してくださいね。
身体に負担がない技術で施術する
オステオパシーの施術は治療院によって異なりますが、身体の状態に合わせた施術を行います。決して、痛みがあるところだけを強く押したりマッサージするようなことはしません。
はじめは触診によって問題部位を特定します。全身の骨格(関節、骨力線、骨内など)、動脈、神経の主要なものをすべて観察し必要な施術を行います。
施術で痛みが強くなることもありませんので、赤ちゃんから年配の方まで安心して受けられます。
妊娠中の方は、安定期に入っていればお受けいただけます。不安であれば、医師に相談されてからお受けいただければ幸いです。
どこへ行っても治らない腰痛にもう悩まないで
腰痛の痛みは原因が特定できないことが多く、そのつらさは計り知れません。
腰痛の痛みを根本から改善するには、まず腰痛がなぜ起きているかの原因を見つけ出すことから始まります。
原因を突き止め、あなたの身体に備わっている自然治癒力を正常に機能させる必要があります。
自然治癒力がうまく働くようになれば、大半の腰痛は改善が見込まれるでしょう。
これまで腰痛で悩まれてきた方は、一人で抱えず私に改善のお手伝いをさせてください。