About当院の治療法

はじめての方へ


当院は、マッサージ、ストレッチ、骨盤矯正、筋膜リリース、パーソナルトレーニングなど、あらゆる治療を試しても治らない症状を改善することを目的とした治療を行っております。
また、高齢者の方が介護保険を使うことなく、少しでも長く健康でいられることに貢献して参ります。

手法としては、一般的な整骨院(骨格のみ)やマッサージ店(リラクゼーションなど)のように症状が出ている箇所にアプローチするのではなく、症状を起こしている根本的な原因を検査し改善を試みます。

また、痛みの伴うようなことはほとんどせず、身体バランスを整えて組織が動きやすい環境を整えていきます。

当院の治療概念

当院は、オステオパシーを軸とした統合医療によって、幅広い年齢層の方の治療およびコーチングをしております。 また、高齢者の方の健康寿命を延ばすシステムも整えています。

統合医療とは?

統合医療は、地域住民の健康および生活の質(QOL)の向上を目的とした、医療・社会モデルです。
病院の医療に、民間療法(鍼灸、カイロプラクティック、オステオパシー、アロマ、整体など)を組み合わることで、さまざまな病気や症状を改善へと導きます。

統合医療に関する厚生労働省の動画

オステオパシーとは?

当院の治療法:オステオパシーは、筋肉や骨・関節だけでなく、内臓や血管、神経に至るまで、身体を構成するあらゆる部位の不調に対応できる医療体系です、

私達オステオパシーの治療家は、「なぜその症状が起こっているのか?」を、身体全体を覆っている「膜」を利用して慎重に観察します。
膜には、筋肉を覆う「筋膜」の他に、骨を覆う「骨膜(こつまく)」、内臓を覆う「漿膜(しょうまく)」、脊髄を覆う「硬膜(こうまく)」などがあります。


患者の身体に触れ、膜を通じて得られる膨大な情報を1つ1つ正確に読み取り、筋肉、骨、内臓、血管、神経など、身体のあらゆる部位の「かたち」・「質感」を観察します。
オステオパシーを追求すれば、手の感覚が研ぎ澄まされていき、身体のすべてをリアルに「可視化」できるようになります。

そして可視化された身体の情報を基に、症状の原因を見つけ出し、適切な処置を施していきます。
そしてそのあとは、自然治癒力にゆだね。

それが、オステオパシーという治療体系です。

オステオパシーの触診術


オステオパシー最大の特徴は、他の追随を許さない精密な触診術です。
全身の骨格(関節、骨力線、骨内など)、動脈、神経の主要なものをすべて診ていきます。
全身検査として400か所以上の検査を徒手にて行い原因を見つけて施術します。

私が治療家になった経緯


喘息に苦しんだ子供時代

私は保育園の頃から、重度の喘息(ぜんそく)に悩まされていました。
投薬など効かず、病院を転々とする日々を送っていました。
学校も休みがちで、呼吸停止をしたり、余命宣告を受けたりする時もありました。

あるドクターとの出会い

中学生になった頃、ある一人のM.D.(ドクター)との出会いがありました。

「ちゃんと治りますので、安心して下さいね」

彼の一言に救われ、一筋の光が見えました。


そして彼の治療を受けるようになってからは、徐々に喘息の発症が少なくなってきたのです。
ある程度身体が動かせるようになってからは、少しずつソフトテニスなどスポーツもできるようになりました。
こういった経験をして、思ったことがあります。

「彼が私にしてくれたように、症状に悩む患者さんを救ってあげられる治療家になりたい」

そして大人になった私は、医療関係への仕事を探し、またスポーツ系医療に興味もあったことから「理学療法士」(以下PT)という道を選びました。

治療家としてのジレンマ

地元淡路島で就職することとなりましたが、方向性は定まっていませんでした。
患者さんの症状を改善できなかったり、自分が思うような治療ができていなかったりというジレンマが、ずっと私の中にありました。
そこで、様々な治療分野の勉強をして資格をとってみたり、協会に入ったり、知行技術を学びにセミナーに参加したりする日々でした。

オステオパシーとの出会い

Slider

医療保険での対処療法に限界を感じるようになった時、「オステオパシー」という一つの治療概念に出会いました。
今、西洋医学や東洋医学と呼ばれているものは、オステオパシーから派生したのだ知り、もっと追究したいと思うように。
そこからオステオパシーのセミナーに通い続け、今では日本オステオパシープロフェッショナル協会が運営する、オステオパシーカレッジ(6年生)にて最先端の技術を学んでおります。