腱鞘炎でお悩みの方へ
最終更新日 : 2024/12/24 | 投稿日 : 2024/12/24
「手首の痛みがつらい」
「指を動かすたびにズキズキと痛む」
「日常の動作や仕事に支障が出て困っている」
腱鞘炎は、私たちの生活に大きな影響を及ぼす症状の一つです。
特に、スマホやパソコン作業が日常的になった現代では、腱鞘炎の症状に悩む方が増えています。子どもの抱っこや家事、趣味の作業に支障が出ることもあり「何とかしてこの痛みを取り除きたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
腱鞘炎の痛みを根本的に改善するためには、ただ患部をケアするだけではなく、原因にしっかり向き合う必要があります。
本コラムでは、腱鞘炎の原因や効果的な対処法、再発を防ぐ方法について分かりやすく解説していきます。
Contents
このような症状で悩んでいませんか?
手首の痛みや腱鞘炎で日常生活に支障を感じていませんか?もし、以下のような症状に心当たりがあるなら、あなたも腱鞘炎で悩む一人かもしれません。
- 日常生活や仕事中に、手首にズキズキとした痛みを感じる
- 手首の痛みで、子どもを抱っこしてあげらずもどかしい思いをしている
- 料理、編み物、パソコン作業など、手首を使う趣味や仕事が進められない
- 病院で腱鞘炎と診断されたけれど、具体的な解決策が見つからず不安を抱えている
- 湿布や鎮痛剤を使い続けているけれど、根本的な改善には至っていない
- テーピングやサポーターなしでは生活が難しい
- 整骨院やマッサージ、鍼灸などの施術を試しても、痛みが繰り返し襲ってくる
- 「痛みを何とかしたい!」と強く願いながらも解決策が見つからず諦めかけている
- 「この痛みとは一生付き合っていくしかない」と半ば諦めている
- 最終手段である手術は避けたい
上記のような症状で悩んでいる方こそ、根本的な改善を目指す治療法を選ばなくてはいけません。
この先の章では、腱鞘炎の原因や効果的な対処法について詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。
腱鞘炎って何?
腱鞘炎の名前の由来は「腱(けん)」と「腱鞘(けんしょう)」という身体の部位からきています。
腱鞘炎は、この「腱」と「腱鞘」の間に摩擦が起こり、炎症や痛みが発生する状態を指します。
腱鞘炎の症状は、初期段階では指の関節がスムーズに動かせなくなり、動かす際に違和感を覚え、軽い痛みを感じることが特徴です。
症状が進行すると、手首や指に腫れが現れ、鋭い痛みを感じるようになるでしょう。
腱鞘炎の原因とは
腱鞘炎は、手首や指を動かす際に感じる痛みや不調として知られていますが、その原因は複数の要因が絡み合っています。
ここでは、一般的な要因に加え、女性特有の身体の変化が腱鞘炎に与える影響について詳しく解説しますね。
一般的な腱鞘炎の原因
腱鞘(けんしょう)は、腱(筋肉と骨をつなぐ組織)を包み込み、滑らかに動かす役割を果たしています。
この腱鞘は、内部にリンパ液が存在し、潤滑剤のような役割を果たして腱と腱鞘の摩擦を防いでいます。そのため、通常は手首や指を動かしても痛みを感じることはありません。
しかし、以下のような状況が起きると腱鞘炎を引き起こす原因になります。
ここまでが、一般的な腱鞘炎の原因として挙げられるでしょう。
女性特有の腱鞘炎の原因
腱鞘炎は特に女性に多く見られる疾患の一つですが、その背景には女性ホルモンが影響することもあります。
妊娠・出産後のホルモン変化
一つは、妊娠や出産後のホルモン変化によるものです。
女性ホルモンの一つであるプロゲステロン(黄体ホルモン)は、妊娠中に骨盤や関節を緩める働きをします。
しかし、出産後にはこのホルモンの働きにより、緩んだ関節を元の状態に戻す過程で腱鞘が収縮することがあります。これにより、腱が通る空間が狭くなり、炎症につながることがあるでしょう。
閉経後のエストロゲン減少
もう一つの重要な女性ホルモンであるエストロゲンは、腱鞘やその他の組織に潤いと弾力を与える役割を果たしています。しかし、閉経後にエストロゲンが減少すると、腱鞘が硬くなり、柔軟性を失ってしまいます。その結果、腱との摩擦が強まり、炎症を引き起こしやすくなるでしょう。
その他の要因
腱鞘炎には、以下のようなライフスタイルや体質も関係しています。
腱鞘炎の原因は、日常的な手首や指の使いすぎ、筋肉の疲労や緊張に加え、女性特有のホルモンバランスの変化が大きく影響しています。
特に妊娠・出産期や閉経後の女性は、腱鞘の柔軟性や潤滑機能が低下しやすく、注意しなければいけません。
腱鞘炎は自然によくなる?
軽度の腱鞘炎であれば、生活習慣の見直しや適切なセルフケアを行うことで、痛みがおさまる可能性はあります。
ただし、腱鞘炎は必ずしも痛みの箇所だけが問題とは限りません。
たとえば、手首や指を酷使することで痛みが生じた場合でも、実際の原因は肩や首の緊張や、姿勢の崩れが関与していることも珍しくないでしょう。
血流の悪化は腱鞘炎を引き起こす大きな要因の一つです。冷え性の方や血行不良が気になる方は、血液循環を改善する必要があるでしょう。
「少し休めば治るだろう」と軽視して放置すると、腱鞘炎は慢性化し、深刻な状態に進行する可能性があります。
まずはなぜ痛みが発生しているのか、その原因を専門家に相談するといいでしょう。
当院の腱鞘炎に対する考え方とアプローチ方法
腱鞘炎の痛みや不調を根本的に改善するには、患部である手首をケアするだけでは不十分です。腱鞘炎の本当の原因を見つけ出し、身体全体のバランスを整えることが重要です。
腱鞘炎の根本原因は手首だけではない
腱鞘炎と聞くと、手首そのものに問題があると考えがちですが、実は手首単独の問題であることは稀です。
多くの場合、腱鞘炎の原因は手首以外の部位、あるいは体全体のバランスの崩れが関与しています。以下は、当院で見つかった腱鞘炎の原因として考えられる主な要因です。
全身のどこかで起きている不調は、手首にまで及ぶ場合があります。しかし、一般的な医療機関では、こうした原因がなかなか特定できません。
当院では、オステオパシーという技術を用いて痛みの原因をしっかり特定します。
腱鞘炎に効果が期待できるオステオパシー
オステオパシーは、腱鞘炎の根本的な原因を探し出し、身体全体のバランスを整える施術法です。このアプローチでは、手首だけでなく以下のような全身的な視点で施術します。
当院では、これまで多くの腱鞘炎のお客様を施術し、症状を改善してきた実績があります。また、施術後は再発を予防するためのアドバイスや日常生活での注意点もお伝えするので安心してお過ごしいただけます。
オステオパシーについて詳しくは、こちらのコラムで解説しています。
腱鞘炎でお悩みの方はK2オステオパシーへお任せください
当院では、薬や手術に頼らず、身体全体のバランスを整えることで、腱鞘炎の根本的な改善を目指します。あなたの体が本来持つ「治す力」を引き出し、再発を防ぐサポートを行っています。
一人ひとりに合わせた個別施術を提供
腱鞘炎の症状や原因は、患者さん一人ひとり異なります。
たとえば「手首の使いすぎ」が原因の方もいれば「肩や背中の歪み」「血流の悪化」が関係している場合もあります。当院では、患者さまの体の状態や生活習慣を丁寧にカウンセリングした上で、オーダーメイドの施術を行います。
・手首や指の動きを妨げている体の歪みを評価
・筋膜や関節、腱の緊張をチェック
・背骨や肩、肘など、手首以外の関連部位も丁寧に調整
「自分に合った施術を受けたい」「その場しのぎでなく根本から改善したい」という方は、ぜひご相談ください。
薬や手術に頼らない治療
腱鞘炎で悩む方の中には「痛み止めを飲み続ける生活にうんざりしている」「手術は避けたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
当院では、薬や外科的な処置に頼らず、身体が本来持つ自然治癒力を大切にしています。施術を受けることで、次第に痛みが軽減し、体が自分の力で回復していく感覚を実感していただけるでしょう。
腱鞘炎以外の不調改善も期待
当院の施術は、腱鞘炎の改善だけでなく、全身のバランスを整えることを目的としています。そのため、腱鞘炎の改善に取り組む過程で、次のような他の不調が改善されることも多くあります。
・慢性的な肩こりや首の疲れ
・血流不良やむくみ
・姿勢の改善
実際に「腱鞘炎が改善しただけでなく、肩や首のこりも楽になった」「全身が軽く感じるようになった」といった喜びの声を多くいただいています。腱鞘炎をきっかけに、全身の健康を取り戻してみませんか。
「腱鞘炎の痛みをなんとかしたい」「趣味や仕事を思い切り楽しみたい」そんな想いを実現するために、ぜひ一度ご相談ください。あなたの「つらい」を「楽」に変えるお手伝いをいたします。
当院の詳細や施術については、以下のリンクからご覧いただけます。