ジャンパー膝でお困りの方へ
最終更新日 : 2024/06/24 | 投稿日 : 2024/06/24
ジャンパー膝の痛みは、スポーツを日課にしていると起きやすい症状を思われがちですが、実は日常生活の中でも悩まされることがあります。
痛みが継続的に続く場合は「このままずっと我慢しなければならいのか」と不安になりますよね。
運動時だけでなく、歩くだけで激痛が生じるとなるとストレスになってしまいます。
そこで本コラムは、ジャンパー膝で考えられる原因、改善へと導く効果的な対処法を詳しくお話します。
痛みから解放されて快適な日常を取り戻せるように、ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。
Contents
ジャンパー膝でお困りの方はこのようなお悩みありませんか
- 運動後に膝がとにかく痛い
- ランニングすると数分後に膝のお皿あたりが強く痛む
- ジャンプをすると膝のお皿周りが割れるように痛い
- 電気をあてても痛みが引かない
- マッサージを受けても一時的に痛みが引くだけですぐ戻ってしまう
- 大腿四頭筋のマッサージをしても一向に改善しない
- この先もスポーツができないのかと思うと苦しい
スポーツをしている方だけでなく、健康のためにウォーキングを日課にしている方でも起こり得るのがジャンパー膝。
歩くだけで痛い、少し走るだけで痛い…治ったと思ったらすぐに激痛が襲ってくる…
痛みの程度はそれぞれですが、なかなか治らないのは気持ち的にも非常につらいことですよね。
K2オステオパシーの施術は、これまでジャンパー膝でお悩みの方に根本から改善へと導く施術をいたします。
これまで何をしても痛みが再発してしまう、根本から改善したいという方は、ぜひ当院へご相談ください。
ジャンパー膝ってどんな症状なの?
ジャンパー膝は、膝蓋腱炎(しつがいけんえん)とも呼ばれ、ジャンプやダッシュ、急激な方向転換など、膝に負担がかかる動作を繰り返すことで起こる膝の痛みです。
バレーボール、バスケットボール、サッカー、テニスなどのスポーツ選手に多く見られますが、日常生活でも発症することがあります。
ジャンパー膝は、適切な治療を行えば、ほとんどの場合は治癒を目指せます。しかし、再発しやすい疾患でもあるため、予防策をしっかりと行うことも大事になるでしょう。
ジャンパー膝の主な症状は?
ジャンパー膝の主な症状は、以下の通りです。
- 膝のお皿の下あたりに痛みがある
- ジャンプや着地、階段昇降時に痛みがある
- 膝を曲げ伸ばす際に痛みがある
- 十度の場合は膝が腫れる
- 膝が熱くなる
これらの症状は、初期では軽度な場合が多いですが、悪化すると日常生活にも支障をきたすようになります。
動くと膝に違和感がある場合は、ジャンパー膝の初期症状かもしれません。早めに適切な治療をすることをおすすめします。
ジャンパー膝の原因は大腿四頭筋の柔軟性低下なの?
一般的に、ジャンパー膝の原因は、大腿四頭筋の柔軟性低下と考えられています。
このほかにも、膝のオーバーユース(使い過ぎ)や、筋力バランスの悪さが挙げられるでしょう。
このため、ジャンパー膝の治療をしようとしたときに、まず一般的に行われる治療がアイシングやテーピングで安静をはかったり、大腿四頭筋のマッサージやストレッチしたりという方法がとられるでしょう。
これは、大腿四頭筋の柔軟性が低下した際に膝蓋骨の上下に負荷がかかるため、そのリリースを目的に行われるので間違いではありません。
しかし、大腿四頭筋だけにアプローチをして柔軟性を改善しても、痛みが引かなかったりすぐに再発してしまったりと悩んでいる方は少なくありません。
なぜなら、こうした治療は、根本治療ではなく対症療法だからです。
こう考えると、ジャンパー膝の原因は大腿四頭筋の不調とは限らないと判断できます。
では、本当の原因はどこにあるのでしょうか?次で詳しく説明します。
ジャンパー膝を引き起こす本当の原因
ジャンパー膝は、大腿四頭筋の柔軟性低下が直接的に影響しているかもしれませんが、痛みが引き起こされる要因として、腰椎、骨盤、股関節、膝関節、足関節の機能低下が考えられます。
「え?膝の痛みなのに、一見関係ない箇所の機能低下がどう影響するの?」
と思われるかもしれません。
私たちの身体は、全身の関節がお互いにバランスよく調和してはじめて正常な機能を果たします。
一つの関節が動きにくく歪んでいる部位が存在していると、他の関節に負担がかかり身体のバランスが崩れてしまいます。
そのため、運動や日常生活のちょっとした動きでも、大腿四頭筋や膝蓋腱に過度な負荷がかかり続け、痛みとなってあらわれます。
ジャンパー膝の症状は、あくまで結果にすぎません。
「なぜジャンパー膝になっているのか?」
「痛みの箇所だけ治療してもなぜ治らないのか?」
このような疑問が浮かぶ方は、本当の原因を見つけることが大事なのです。
ジャンパー膝を改善へと導く当院の施術方法
当院は、病院や整骨院では改善できなかったジャンパー膝の症状に対して、以下のアプローチをします。
- ①まずは全身を観察し、どこが原因で膝に過度な負担をかけているのか特定する
- ②骨盤・股関節・足のバランスを整える
- ③大腿骨の力線を整える
- ④下半身の骨や筋肉の柔軟性を整える
- ⑤内臓の可動性を調整する
お伝えしたように、私たちの身体は全身のバランスがとれてはじめて正常にはたらきます。
ジャンパー膝の場合、まずは骨盤の歪みや股関節に過剰な負荷がかかっていないか診る必要があります。
骨盤の左右差がある場合、歩行バランスを崩す可能性が高く体重を上手に分散できなくなります。結果的に、どちらか一方の膝に影響してくるのです。
内臓にも着目します。
内臓は、私たち人間が生きていくための土台となる重要な部分です。内臓のはたらきが弱まると、臀部(でんぶ:お尻の部分)から脚にかけて筋肉の張りが起きやすくなります。
こうした張りも、結果的に脚や膝に過剰な負担をかけてしまうのです。
そのため、内臓が正常に可動しているか診なければなりません。
上記はあくまで一例ですが、このように当院では全身数百箇所の検査をし、原因がどこにあるのかを特定します。
原因は、人それぞれ違いますし、一箇所だけではありません。
ジャンパー膝と並行して、他にも脚の痛みや背中の痛み、骨盤周辺の不調を感じている方は、そちらも一緒に改善する必要があります。
当院では、オステオパシーという考え方に従って患者さま一人ひとりのお悩みを改善するお手伝いをしています。
当院の施術・オステオパシーについて詳しく知りたい方は、こちらのコラムで詳しくお話しています。ぜひご覧くださいね。
ジャンパー膝で悩まされている方へ
運動し始めると激しい痛みが生じるジャンパー膝。
痛みのせいでやりたいことができない、部活を泣く泣く断念せざると得ない…
とてもつらいことですよね。
当院には、どこへ行っても改善されなかった患者さまがたくさん来られます。
オステオパシーの施術を通して、あなたの痛みや不調を解消し、1日も早く笑顔で過ごせる日を取り戻せるようお手伝いさせてください。
当院の治療に関するよくある質問
Q.施術に痛みは伴いますか?
A.痛みの伴うようなことはほとんどいたしません。当院では、なるべく身体に負荷をかけることなく身体バランスを整えて組織が動きやすい環境を整えていきます。
Q.どのくらいの頻度で通えばいいですか?
A.基本は初回の治療で改善を目指しておりますが、場合によっては回数を重ねて施術をしないといけないこともあります。症状が落ち着いた後、メンテナンスとして月に1回もしくは2回の通院をおすすめいたします。
Q.保険は適用されますか?
A.保険診療は行っておりません。自費のみとなります。