逆流性食道炎にお悩みの方へ

最終更新日 : 2024/11/29 | 投稿日 : 2024/11/29

最近、食後に胸のあたりがムカムカしたり、喉に違和感を感じることはありませんか?
仕事中やリラックスしているときでも、突然襲ってくるその不快感に悩まされている方も多いのではないでしょうか。

これらの症状は、もしかすると逆流性食道炎が原因かもしれません。

逆流性食道炎は、現代の忙しいライフスタイルやストレス、食習慣などが引き金となり、誰にでも起こりうる身近な不調です。また、当整体院にご相談に来られる患者さまは、身体の歪みや過度な緊張が原因になっている方もいらっしゃいます。

そこで本コラムでは、逆流性食道炎に悩む方に向けて、その原因や改善のためのヒントをわかりやすくお伝えします。「どうすればこの不快な症状から解放されるのか?」とお悩みの方、ぜひ最後までご覧くださいね。

こんなお悩みありませんか

  • 脂っこいものや辛いものを食べた後に強い不快感を感じる
  • 何も飲み込んでいないのに、喉に何かが引っかかっているような感じがする
  • 寝ているときに酸っぱい液体が喉まで上がってきて目が覚める
  • 病院で診察を受けても風邪ではないと言われるのに咳が止まらない
  • 食事の量を少なくしないとすぐに症状が悪化してしまう
  • 胃もたれのような感覚が長時間続き、集中力が落ちる
  • 胃薬を飲んでも完全に症状が治まらない
  • ストレスや疲れが溜まると症状が悪化する
  • コーヒーやチョコレート、アルコールなどを控える生活にストレスを感じる
  • 症状を訴えても周囲に理解してもらいにくいと感じる

好きなものを我慢したり、不安を抱えながら過ごすのは本当にしんどいですよね。
家族や友人に症状のつらさを話しても、なかなか理解してもらえないのもつらいでしょう。

逆流性食道炎は、根本的な原因を見直さない限り、改善が難しいこともあります。一緒に原因と向き合い、体調を整える方法を考えていきましょう。

逆流性食道炎とは?症状と主な原因

はじめに、逆流性食道炎とは何か、起こり得る症状と考えられる原因をお話しします。

逆流性食道炎は、胃酸が食道に逆流することで、食道に炎症を引き起こしてしまう状態を指します。健康な人でも胃酸が逆流することはありますが、通常は短時間で治まり、大きな問題にはなりません。しかし、逆流が長時間続くと、胃酸に弱い食道の粘膜が炎症を起こしてしまいます。

この病気は、成人の約10〜20%が経験すると言われており、特に中高年や高齢者に多く見られます。症状が改善しないまま放置すると、日常生活に大きな影響を及ぼすことも少なくありません。

つらい症状に悩んでいる方が、少しでも楽になるよう、正しい知識と対策を一緒に考えていきましょう。

逆流性食道炎の基本的な症状

逆流性食道炎の代表的な症状として、以下のようなものが挙げられます。

  • 胸が焼けるような感覚
  • 酸っぱいものが喉まで上がってくる感じ
  • 食後に胸やみぞおちが痛む
  • 喉の違和感やイガイガ感
  • 声がかすれる
  • 慢性的な咳(肺や心臓に異常がない場合でも続く咳)

特に寝ている間に胃液が喉元まで逆流することで、これらの症状が強まることがあります。

逆流性食道炎を引き起こす原因

逆流性食道炎の発症には、胃と食道の境界部分にある「下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)」が大きく関係しています。

この筋肉は、食道と胃を隔てる「バルブ」のような役割を果たし、通常は胃酸が逆流しないように閉じています。しかし、この括約筋がゆるんでしまうと、食道と胃の間が開放された状態になり、胃酸が食道へ逆流してしまいます。

これが、逆流性食道炎の一般的な原因とされています。

なぜ胃酸が逆流してしまうの?そのトリガーとは?

逆流性食道炎を招く要因は、普段の食生活やライフスタイルが関係するといわれています。

まず、食生活の乱れです。
暴飲暴食や早食い、高脂肪食やアルコール、コーヒー、食後すぐに横になる習慣は、不調の原因になるでしょう。他にも、加齢に伴う筋力低下や血圧を下げる薬などの副作用も考えられます。

このほか、肥満や便秘、締め付けの強い服装やコルセットの着用も影響があるでしょう。

病院へ行っても逆流性食道炎が改善されないのはなぜ?

「病院で薬を処方されても、一時的に症状が和らぐだけで根本的な改善に至らない…」
そんな悩みを抱えて当院へ来られる人は非常に多いです。

一般的な逆流性食道炎の治療では、胃酸の分泌を抑える薬が処方されるでしょう。しかし、これはあくまで対症療法に過ぎません。そのため、薬を飲み続けても症状が再発することが少なくないのです。

さらに「薬をずっと飲み続けるのは不安」「病院通いをやめたい…」と思う方も多いのではないでしょうか。薬には副作用や長期間使用するリスクが伴う場合もあり、依存してしまうのではないかという不安を感じる方も少なくありません。

薬だけでは改善が難しい場合、それ以外の視点から原因を見つけることが大切です。

当院が考える逆流性食道炎のその他の原因

医療機関にかかっても改善されない逆流性食道炎に関して、当院で見つかった原因を以下にまとめました。

身体の歪み

猫背や骨盤の歪みといった姿勢の問題は、胃を圧迫し、胃酸が逆流しやすくなる要因です。特に、デスクワークやスマホを長時間使用する方は無意識に姿勢が歪んでしまうでしょう。

筋肉の過緊張やストレス

ストレスによる身体の緊張が、胃や下部食道括約筋の働きを低下させることがあります。交感神経が常に優位になると、心身が休まるタイミングがありません。

深呼吸や軽い運動、瞑想など、日常的にストレスを和らげる習慣を取り入れてみてください。

逆流性食道炎の根本解決に向けた当院のアプローチ

逆流性食道炎を改善するためには、薬に頼りきるだけでなく、自分の生活習慣や身体の状態を振り返り、根本的な原因にアプローチすることが大切です。

「もう薬を飲み続けたくない」という思いは、前向きに症状改善を目指す大切な第一歩です。当院では、次のような治療を行います。

交感神経の調整

逆流性食道炎の改善に向けて、胸椎の中でも胃に関係する交感神経とその周囲にアプローチします。この施術により交感神経のバランスを整え、緊張やストレスを軽減。修復のための信号が適切に胃に伝わるようサポートし、症状の改善を目指します。

自律神経のバランス調整

逆流性食道炎では交感神経が優位になり、副交感神経(リラックス時に働く神経)が十分に機能しない状態が続くことが多いです。施術を通して自律神経のバランスを整え、体全体を調和させることで、不調の根本改善を図ります。

横隔膜と胃・食道の調整

横隔膜には食道が通る「食道裂孔」という部分がありますが、胃や腸の不調があると横隔膜の筋肉が緊張し、正常な呼吸運動を妨げてしまいます。この緊張を施術で緩め、横隔膜の動きを改善することで、胃の入り口にある「噴門」が正常に機能するよう導きます。

下部食道括約筋の機能回復

逆流性食道炎では、下部食道括約筋が緊張して正常に働かなくなることがあります。この括約筋に対して施術を行い、緊張を取り除いて正常な動きを取り戻すことで、胃酸の逆流を防ぎます。

食生活へのアドバイス

施術だけでなく、再発を防ぐための食生活指導も行います。酸性の食品を控えたり、「暴飲暴食を避ける」「食後すぐに横にならない」など、日常生活で気を付けるポイントを丁寧にお伝えします。

当院の施術は、身体全体のバランスを整えることで根本的な改善を目指し、再発防止のための生活習慣の見直しもサポートします。薬や病院治療に頼らない新しいアプローチをお探しの方におすすめです。

逆流性食道炎を治療するK2オステオパシーの基本的な考え方

K2オステオパシーでは、体全体のバランスを整える治療法「オステオパシー」の技術で治療を進めています。

この技術は、自然治癒力を引き出すアプローチが特徴で、身体が本来持つ「自分で治す力」を活性化させることを目指します。逆流性食道炎の場合も、症状を引き起こしている根本的な原因にアプローチできるでしょう。

オステオパシーが逆流性食道炎に効果的な理由

逆流性食道炎の原因には、体の歪みや筋膜の緊張が深く関係しています。オステオパシーでは、これらを以下のようなメカニズムで改善します。

  • 体の歪みを整える
  • 筋膜の緊張を解消する
  • 内臓の位置を調整する
  • 姿勢を改善する

オステオパシーは、逆流性食道炎の根本原因に働きかける治療法です。薬のように一時的な症状緩和ではなく、体全体のバランスを整えて不調改善を図ります。

K2オステオパシーの施術について

K2オステオパシーは、薬や手術に頼らず、根本から体を整えるサポートをさせていただきます。

一人ひとりに合わせた個別施術を受けられる

逆流性食道炎の症状や原因は、人によって異なります。K2オステオパシーでは、患者さま一人ひとりの体の状態や生活習慣に合わせたオーダーメイドの施術を行います。体の歪み、筋膜の緊張、内臓の位置などを丁寧に評価し、最適なアプローチを選択。「自分に合う治療を受けたい」という方は、ぜひご相談ください。

薬や手術に頼らない治療を受けられる

当院では「薬を飲み続ける生活を終わらせたい」「手術は最後の手段にしたい」と思う方が多く来院されます。薬や外科的な処置に頼らず、体の自然治癒力を高めることを重視するので、体が自分の力で回復していく感覚を実感いただけるでしょう。

逆流性食道炎以外の不調改善にもつながる

当院では、逆流性食道炎だけでなく、体全体のバランスを整える治療を行います。そのため、次のような他の不調の改善にもつながります。

・慢性的な肩こりや腰痛
・ストレスによる疲労感や睡眠不足
・消化不良や便秘などの内臓の不調

「逆流性食道炎の治療をきっかけに、体全体が軽くなった」「以前から気になっていた他の不調も改善した」といった声を多くいただいています。一つの不調だけでなく、全身の健康を取り戻すことができるのが、当院の大きな魅力です。

つらい逆流性食道炎に一人で悩まないで

当院では、患者さまの体の声をしっかりと聞きながら、丁寧に施術を進めます。薬や手術に頼らず、体全体を整えることで、逆流性食道炎の症状を根本から改善。さらに、心身ともに軽やかで健やかな日々を取り戻すお手伝いをします。あなたの「つらい」を「楽」に変えるために、ぜひ一度ご相談ください。

当院の詳細は、こちらからご覧いただけます。

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